イベントでポストカード一枚も売れなかった。

交通費、出展料、時間、すべて無駄になった。

詩を書き続けて13年。肩を落とし、家に帰った。

そこには、(三才の我が子)琴音が、笑顔で待っていた。

 

「どうだった?」

妻は、台所で夕飯の支度をしながら話しかけてきた。

「一枚も売れなかった。こんなことなら琴音の日曜参観でも見に行けばよかった……」

一日の愚痴を嫁に話した。

その時、琴音がミルクをこぼした。

ワンワン泣きだした。

いつもなら笑顔で接するのに大きな泣き声にイライラして怒ってしまった。

「自分がこぼして、なんで泣くねん!!」

琴音はもっと泣きだし、妻のところに行っては、抱かれながらもっと泣いた。

自分が嫌になった。

なにも悪くない我が子に当たるなんて情けない。

ひとりになりたくて、上の階に上がり本を読むことにした。

しばらくすると琴音が、構ってもらいたくて、上にあがってきた。

「ここ、ことちゃんの場所、パパは、あっち!!」

寝ころんで、本を読んでいるのにグイグイと押してくる。

無視をして、本を読むが、ずっと押してくる。

「もう、ママのところに行きなさい!!」

琴音は、泣きながらママ~っと言いながら階段を下りていく。

 

妻が布団をひき出して目が覚めた。気がつけば夜になっていた。本を読んでいたのだが、いつの間にか寝てしまってたのだ。

琴音を寝かし、川の字になって、嫁とふたりで話をした。

「もうイベント出るのやめようかな。一枚も売れないし、帰って琴音に八つあたりしてしまうし、自分が嫌になる。

今度のイベントも一枚も売れないと思うと不安になる」

「今日のイベントで見てくれた人もいるでしょ?」

「買わなかったけど作品を見た人は、何人かいたよ」

「見てくれた人が今度のイベントに来てくれるよ。また見たいって、友達連れて買いにきてくれるよ。」

嫁のその言葉が嬉しくて、布団に潜り泣いてしまった。

嫁のほうがいい言葉言うじゃないか!!ってホントに思った。

 

今を乗り越えよう!!あんな時代があったおかげで”今”の自分があるんだって、未来の自分がほめてくれるように。

続ければ、答えになるって過去の自分が言ってたコトバを裏切らないためにも歩き続けようと思う。

また、イベントに来てくれることを祈って!!

 

 

 

 

 

 

この前、家族三人でマクドナルドに行った。

ポテトが全サイズ150円のキャンペーンをしていたということもあり

店の中は、混雑していた。

だが、事件は起きた!!

俺の前に並んでいるお年寄りの方がポテトを注文し、会計を終わらし、渡し終えたときのことだ。

いよいよ自分の番だという時にお年寄りは真っ赤な顔をして怒った!!

「わしは、Lサイズを頼んだのに、なんでMサイズなんや!!」

 定員は、びっくりした。俺もびっくりした。

「こちらLサイズで間違いありません。」

気の弱そうな定員は、オドオドしながら言うが、年寄は全然聞かない。

「よく見ろ!!Lサイズじゃないやろ」

「お客様、Lサイズで間違いないです。」

「だったら、なんで真ん中にMって書いてるんや!!」

さっきまで気の弱い店員は、気を強くして言い放しました。

「お客様それはマクドナルドのMです。」

お年寄りは、より真っ赤な顔をして、その場を去って行きました。

 めでたしめでたし。

負け戦(いくさ)

人生は、上手くいかないことだらけ。

イベント応募しても審査の結果、お断りされたり、美術館に作品を送っても不採用。  

へっトフォンをして、首を振って、一枚30秒ほどで書く。

あなたの目を見て書きます。

カンボジアに寄付してます。

10中6人が泣いた。

僕は持病を闘い詩を書きます。

そんな詩人と同じイベントに遭遇してボロ負け。

「自分をほめろ」

「ひとりじゃない」

「自分を信じろ」

みんなその人の言葉で泣いている。

向こうはたくさんお客さんを集め過ぎて、こっちのブースに客が押し寄せられ

飾ってる作品はぶつかって落ちて踏まれる踏まれる。

唯一勝っているのは顔とキャリアだけだ。

 

ため息ばかりついていてもしょうがない。

深呼吸して今できることをしよう!!